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(淡交社・各4180円) 近世・近代の日本文学研究者として教壇やメディアで幅広く活動する著者が、国宝・重文級の茶器や書を訪ね、所蔵美術館の学芸員らとギャラリートークのような対話を繰り広げる。50超の名品を出発点とした、日本文化の深淵(しんえん)を探る思索紀行と言えばいいだろうか。 最初に…