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<p>安倍氏銃撃事件、山上容疑者を殺人罪などで起訴</p><p>安倍氏銃撃事件、山上容疑者を殺人罪などで起訴 奈良地検は、殺人容疑で送検された山上徹也容疑者を殺人と銃刀法違反の罪で起訴した。5カ月超にわたる精神鑑定の結果、刑事責任能力に問題はないと判断した。今後裁判員裁判で審理される見通し。</p><p>安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、奈良地検は13日、殺人容疑で送検された山上徹也容疑者(42)を殺人と銃刀法違反(発射、加重所持)の罪で起訴した。5カ月…</p><p>安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、奈良地検は13日、殺人容疑で送検された山上徹也容疑者(42)を殺人と銃刀法違反の罪で起訴した。5カ月超にわたる精神鑑定の結果、刑事責任能力に問題はないと判断した。今後裁判員裁判で審理される見通し。 山上被告はこれまでの調べに対し、母親が入信し、多額の献金をした旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)に恨みを募らせ、教団とつながりがあると思った安倍氏を狙ったと供述していた。 地検は、事件当時の山上被告の精神状態を調べるため、昨年7月25日から今月10日まで鑑定留置を実施。専門医による面談を通じて成育歴や生活状況などを慎重に調べた結果、刑事責任能力を問えると判断した。 山上被告は鑑定留置終了後、大阪拘置所から捜査本部のある奈良県警奈良西署に移送され、地検や県警が起訴に向けた詰めの捜査を進めていた。</p>