理科好きの小4発明「はくだけで光るサンダル」 停電の夜ひらめいた
夜に停電に見舞われたとき、暗がりであたふたした経験がある人は少なくないはず。
そんなときに強い味方になるグッズを、茨城県取手市の小学生が発明した。ヒントになったのは、家で起きた小さな騒動だった。
理科が好きな取手市立藤代小学校4年の西岡英亮(えいすけ)さん(10)は、夏休みのたびに「発明品」を作っている。
新型コロナウイルスの影響で映画館に行きづらくなった3年生の夏は、
牛乳パックや鏡で映写機を作った。「身の回りの困りごとを、発明で解決できないかといつも考えています」
次はどうしよう――。アイデアを練っていた昨年8月上旬の夜。突然、自宅が真っ暗になった。ブレーカーが落ち、
停電したとわかった。母と祖母が懐中電灯を求めて室内を歩いたが、足元がおぼつかないこともあり、見つけるまでに5分以上かかった。
2人の姿を見て、ひらめいた。「はくだけで足元が光るサンダルがあれば、すぐに対応できるはず。災害時の停電にも備えられるかもしれない」
父とともに、インターネットで情報収集し、圧力を加えると電気が発生する「圧電素子」という部品を見つけた。
圧電素子は、防犯ブザーやメロディーカードにも使われている。「これなら、電池交換が不要で環境にもいい」
足の裏が触れる部分に2枚の中敷きを載せ、その間に圧電素子や、
LED電球に送る電流を整える機器を取りつけた。はんだ付けなどをして、2週間ほどで完成させたという。
このサンダルを県などが主催する「第66回茨城県発明工夫展」の児童・生徒の部に出品したところ、
最優秀となる県知事賞に輝いた。「こんなにいい賞をもらえて、びっくりした」と笑顔を見せた。
引用元: ・【リンゴほっぺ】 圧力素子を使って光るサンダルを発明した天才、西岡英亮さん(10) [886559449]
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