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ここしかない、と腹を決めたはずだ。判定決着のムードも漂い始めた11回。重低音を伴った右ボディーを口火に、左右の連打をあらん限りの力でたたきつけた。ついに耐えきれずマットに崩れ落ちたバトラーに、レフェリーは10カウントを数え上げた。「久々に疲れました。攻めて攻めて攻めたんで」と井上。初…