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1968年にデビューした3代目スカイライン、通称ハコスカ。ボディタイプは当初4ドアセダン、エステート、バンをラインナップし、1970年のマイナーチェンジでは2ドアハードトップが追加。マイチェンと同時に直列6気筒DOHCエンジンを搭載したGT-Rのボディが、4ドアから2ドアハードトップに変更されている。が? もちろんそこにピックアップはない。ここで紹介するのはマイナーチェンジされた1970年にハコスカGT-RのWピックアップが存在したら?というイメージで改造プラモデル雑誌「モデルカーズチューニング」に投稿されたタミヤ1/24ベースの作品だ。

【写真】リアも強烈! ハコスカGT-R ピックアップ

サニトラの荷台を加工してドッキング!

一見するとハコスカのハイリフト車に見えるが、ポイントはハセガワのサニトラの荷台部分を流用加工し、ピックアップにアレンジしたリアセクション。これによってダットサンのダブルピックアップのような佇まいを見せる。ボディや足回りの加工技術も素晴らしいが、アメリカの強い日差しを受けて色艶が枯れ切ったボディ塗装の表現も見事だ。荷台の小物やエンジンの配線など、細部にまでしっかり手が入っている。ブルーのカリフォルニアナンバープレートに、荷台には木材やダンボール、レンチなどが放り込まれている。普段は仕事に使い、休日はカリフォルニアのバハ砂漠でプリランナーたちに混じってサンデーレース? 改造プラモの世界は、ビルダーのイメージでどこまでも可能性が広がっていく。

modelcars tuning 其の参





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