世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。
12月16日(金)の放送では、イタリアのシチリア島を紹介した。
シチリア島西部、河口に開けたマッザラ デル バッロは、天然の港を備えた古い漁師町だ。
明け方になると小さな漁船が次々と帰港し、獲れたての魚の即売会がはじまる。
客:「毎朝ここに来て漁師から新鮮な魚を買って村に売りに行くんです」
水揚げされた魚介のほとんどは、シチリア最大の町・パレルモの魚市場に卸される。
特産品は赤エビ。世界中の高級レストランがお得意様だ。
漁師:「先代から受け継いだ赤エビ産業をこれからも守っていきます」
ここはシチリア。海とともに生きてきた昔ながらの港町。
漁師たちは「現在の私たちがあるのは、素晴らしい伝統と技術を先祖が教えてくれたから」と誇らしげに語っていた。
なお、次回1月13日(金)放送の『港時間』は、アメリカのコネチカットリバーを特集。川と人が織りなす美しい水風景を撮り続ける写真家を紹介する。