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 ミニバンであり、本格4WDを搭載しているSUVでもあり……、三菱のデリカD:5はまさに唯一無二の存在だ。そんなデリカをカスタムする人も多いと思うが、今回は老舗ホイールメーカーWORKの新製品を紹介しよう!!!

文/写真:ベストカーWeb編集部

■実用性も重視したカスタマイズ

こちらがロードハウスのデモカーのデリカD:5。ライトポッド、グリルなど純正とはひと味違う完成度がかっこいい
こちらがロードハウスのデモカーのデリカD:5。ライトポッド、グリルなど純正とはひと味違う完成度がかっこいい

 デリカD:5の魅力はやっぱり圧倒的な走破性だろう。豪華で乗車スペースが広くて、燃費のいいミニバンは多くあるけれど、デリカじゃないと見れない世界もある。

 キャンプ場にしても整地されている場所が増えてはきたが、ちょっと奥のキャンプサイトに行こうとすればぬかるみや凸凹があったり、ミニバンだとちょっぴり不安。でもデリカなら……なんて理由で大人気。三菱で一番売れている車種だったりする。

見よ、このグリル!! 純正イメージを刷新する雰囲気だが、やっぱりコントラストを付けたカラーリングが似合いそう
見よ、このグリル!! 純正イメージを刷新する雰囲気だが、やっぱりコントラストを付けたカラーリングが似合いそう

 そんなデリカをカスタマイズしているショップ、ロードハウスのデモカーを撮影するチャンスがあったので取材してみた。まず目を引くのがグリル。純正だとシルバーの意匠だが、完全にブラックアウト。ボディカラーがホワイトということもありコントラストも素敵だ。

 ワイドフェンダーもリベット打ちのワイルドなデザインで、やっぱりこういう小技が全体のトーンをバリッと引き締めている。ちなみにこのリベットは実際には貫通しているわけではなく、取付は純正ボルトなどを利用して強固に固定するタイプだ。

 ルーフのラックも新作といい、なるべく低くそして安定感のあるスタイリングを演出している。車高制限のある立体駐車場などに入れないというトラブルもデリカのカスタマイズをしていると「あるある」らしく、このあたりはさすがプロフェッショナルだ。

ルーフレールは実用性を確保しつつもなるべく低く。そして同社ブランド「KADDIS」のロゴが切り抜かれている
ルーフレールは実用性を確保しつつもなるべく低く。そして同社ブランド「KADDIS」のロゴが切り抜かれている