もっと詳しく

<p>だるま朝日 日の出直後の太陽がくびれる蜃気楼の一種 高知県・土佐</p><p><だるま朝日> 今日12日(木)朝は高気圧に覆われて、穏やかに晴れて各地で日の出を見ることができました。高知県土佐市では、海から昇る太陽が水平線間際でくびれて見える「だるま朝日」が撮影されました。</p><p>今日12日(木)朝、高知県土佐市では海から昇る太陽が水平線間際でくびれて見える「だるま朝日」が撮影されました。気温差により太陽の光が屈折することで起こる蜃気楼の一種です。</p><p>だるま朝日は、太陽の光が屈折することで起こる蜃気楼の一種です。通常、光はまっすぐ進みますが、密度の異なった空気を通ると光は曲がって進みます。空気の密度は、主に気温によって決まるため、上空の冷たい空気と比較的暖かい海面付近の空気の間に大きな気温差が生まれるとそこで光が屈折します。これにより、丸い太陽が歪んでだるまのような形に見えるのです。 土佐市周辺の海域では海水温が18~19℃ほどあり、放射冷却が効いた影響で冷え込んだ地上付近との気温差が大きくなりました。</p>