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2022年の鋼材需要は、半導体不足などによる自動車減産の長期化が響き低調だった。国内の粗鋼生産量は10月時点で前年割れが10カ月続いている。こうした中で鉄鋼大手は4月以降、大口顧客向けの「ひも付き価格」交渉の見直しを本格化。鋼材の価格水準などを是正し、収益力の向上に取り組んでいる。 ひも付…