もっと詳しく

<p>阪神・藤浪晋太郎がアスレチックスと1年契約で合意、米報道…エンゼルス・大谷翔平と同地区に</p><p>阪神・ #藤浪晋太郎 がアスレチックスと1年契約で合意、米報道… #mlb #エンゼルス ・ #大谷翔平 と同地区に #野球 #baseball</p><p>阪神からポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた藤浪晋太郎投手(28)が11日(日本時間12日)、アスレチックスと1年契約で合意したと、米スポーツ局ESPNのジェフ・パッサン記者が自身のツイ</p><p>ッターで報じた。メディカルチェックなどを経て、近日中にも正式に発表される見込みだ。 藤浪はかねて「メジャーはもちろん興味があります。技術の最高峰ですし、チャレンジしたい思いは持っています」と話すなど、あこがれを持っていたメジャーへの挑戦する意向を今オフに表明。阪神はポスティングでのメジャー挑戦を容認し、昨年12月1日に申請が米大リーグ機構(MLB)に受理され、「ここからようやく本格的にメジャー挑戦に向けた動きが始まるという期待感と、一抹の不安があるというのが正直な思いです」とコメントしていた。代理人は大物選手を数多く抱える敏腕のスコット・ボラス氏が務めていた。 大阪桐蔭高3年だった12年には、1学年下のオリックス・森とバッテリーを組んで春夏連覇。春のセンバツでは花巻東・大谷(現エンゼルス)と対戦し、本塁打を浴びたこともあった。12年ドラフト1位で阪神入りすると、1年目の13年から先発ローテ入り。高卒新人ではセ・リーグ46年ぶりの2ケタ勝利となる10勝6敗、防御率2・75をマークした。15年まで3年連続2ケタ勝利を挙げ、3年間で通算35勝を挙げた。17年には第4回WBCにも選出された。 16年に7勝11敗で初めて2ケタ勝利を逃すと、17年以降は制球に苦しみ、思うような成績を残せなかった。19年は1登板のみで未勝利。20年からは救援登板することも増えた。それでも、身長197センチの長身から投げ下ろす160キロ超の剛腕にはメジャー球団から多くの注目を集めていた。昨年末には自身のインスタグラムで「チャンスをもらえれば、人生を賭けて思いっきり挑戦出来ればと思います。どうか、ご声援のほどよろしくお願い致します」などと決意を記していた。統計学を用いた小説、映画「マネーボール」で話題となった伝統球団でもある。 アスレチックスは、同学年の大谷が所属するエンゼルスと同じア・リーグ西地区に所属。今季の開幕カードでも対戦予定だ。18年からは3年連続でプレーオフに進出したが、昨季は60勝102敗で地区最下位に沈むなど、主力選手を放出して若手を中心に起用している再建中のチームだ。藤浪が希望している先発として起用される可能性も大。サンフランシスコに近いカリフォルニア州オークランドに本拠地を置き、かつては藪、岩村、松井秀、岡島らも所属していた。 交渉期限が米東部時間14日午後5時(日本時間15日午前7時)に迫っていた中での合意報道。リリーフとして調査を進める球団も多く、これまではダイヤモンドバックスやレッドソックスなども獲得に動いていると報じられていた。 ◆藤浪 晋太郎(ふじなみ・しんたろう)1994年4月12日、大阪・堺市生まれ。28歳。小学1年から「竹城台少年野球クラブ」で野球を始め、中学時代に所属した「大阪泉北ボーイズ」では3年時に世界大会出場。大阪桐蔭では1年夏からベンチ入り。3年時に甲子園春夏連覇。2012年ドラフト1位で阪神入団。21、22年は2年連続の開幕投手。NPB10年間で通算189試合に登板し、57勝54敗、防御率3・41。197センチ、98キロ。右投右打。年俸4900万円。独身。</p>