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<p>【巨人】吉川尚輝マッチ流副主将 岡本和真主将サポートへ中京高先輩・松田宣浩から学ぶ</p><p>#吉川尚輝 マッチ流副主将 #岡本和真 主将サポートへ中京高先輩・松田宣浩から学ぶ #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ</p><p>副主将に就任した巨人・吉川尚輝内野手(27)が11日、母校・中京高(岐阜)の大先輩、松田宣浩内野手(39)との共闘を心待ちにした。ソフトバンク時代に主将を支える“副主将”のような立場で7度の日本シリ</p><p>ーズ制覇に貢献した熱男から、リーダーシップと鉄人の極意を吸収する。この日、都内で菊田拡和内野手(21)らと行っている自主トレを公開。改めて、主将の岡本和真内野手(26)とチームを覇権奪回に導く決意を明かした。 一言一言、慎重に言葉を選ぶ姿から尊敬の念がにじみ出ていた。自主トレに励む吉川はバットを振る手をいったん止め、松田という「高校の大先輩」とともに戦う2023年シーズンを想像した。「先輩でもありますし、すごい実績のある方で。同じユニホームを着られるということはすごく光栄なことですし、すごく楽しみ」と心を躍らせた。 プロ通算1831安打、301本塁打、991打点に加え、三塁手部門で歴代最長7年連続を含む同最多8度のゴールデン・グラブ賞を受賞しているマッチ。一流の技術を学ぶチャンスであり、また副主将として「(具体的に)何をしたらいいか分からない」と迷っている尚輝にとって、唯一無二のリーダーシップを間近で感じられる絶好機だ。 ソフトバンク時代の松田は選手会長こそ務めたが、主将経験はない。チームスローガン「熱男」を胸に戦った15年シーズンは、底抜けの明るさと前向きな姿勢で主将の内川聖一を支え、チームは日本一を成し遂げた。まさに“副主将”を極めた男だ。吉川も「今まで以上に自覚を持ってやっていきたい。和真をサポートできるように」と同じ道を行く。 大先輩は15年から5年連続で全試合に出場した鉄人でもある。試合に出続ける極意を吸収できれば、自身初の全試合出場という目標にも近づく。自主トレでは体力強化に加え、月間打率2割4厘と苦しんだ昨年8月などを反省材料に「バッティングだけで1時間半から2時間近くはできている」と例年以上にスイング量を増やし、力をつけている。 自己最多132試合に出場し、チームトップの打率2割7分7厘を記録して二塁のレギュラーを不動にした昨季。今季の野望は球団の二塁手史上初となる全試合出場、打率3割、ゴールデン・グラブ賞の同時達成だ。岡本和、投手主将の戸郷とともに原巨人の先導役を担う吉川は「まだ発展途上ですね」と笑いながら未完成の自分を表現し、歓喜の秋を見据えた。(中野 雄太)</p>