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よりプレミアムに より完成形へ マツダ3列シートSUV「CX-8」 商品改良で3グレードを追加設定

 国内では非常に珍しい3列目シートを持つSUVとして人気のあるマツダ CX-8。2022年11月に商品改良が行われ、新たに3つのグレードが設定された。より「プレミアム」に、より「完成形」へと近づいたCX-8をチェック!

※本稿は2022年11月のものです
文/ベストカー編集部、写真/奥隅圭之、MAZDA
初出:『ベストカー』2022年12月10日号

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■3列シートSUV「CX-8」の完成形へ

マツダ CX-8。今回から設定された「グランドジャーニー」にのみ、任意に走行モードを切り替えることで、オンロードからオフロードまで人馬一体感を高める「Mi-DRIVE」を新採用する

 2022年11月、3列シートSUVという、ミニバンとは違う価値観を提供し人気のCX-8が、大幅商品改良を行った。

 エクステリアでは、2021年11月に商品改良を行ったCX-5と同じデザインのヘッドライトとリアコンビランプを採用。

 フロントグリルは従来型の横スリットから、モダンなブロックメッシュパターンに変更することで、力強さと上質さを表現している。

 リアデザインは、バンパーとランプのコーナーをより広げることで、全幅を活かしきるワイドでスタビリティ感のある印象を実現した。

SKYACTIV-G 2.5Tはアクセルペダルの操作力を最適化、AT変速タイミングとロックアップの制御の変更を行っている

 今回の商品改良では、グレード体系も大幅に刷新されている。

 これまであった「Lパッケージ」が廃止となり、新たにアウトドア的なイメージを強調した「グランドジャーニー」、最上級グレードとなる「エクスクルーシブモード」、大人のスポーツマインドを求める人に向けた「スポーツアピアランス」の3つが設定された。

 ダイナミクス性能では、SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTUREの考え方を適用するとともに、CX-60から始まる新世代ラージ商品群で導入された技術を採用し、サスペンション、シートの機能を進化させた。

 これにより段差やうねりのある路面などで、すべての乗員の揺れが軽減され、疲れ・車酔いを低減している。

 CX-8といえば、長距離ドライブでも疲れにくい広い3列目シートが特長だが、こちらは大きな変更はない。

 だが、前述のサスペンションなどの改良によって、さらなる快適性向上を果たしている。

 また80km/hの70%オフセット追突でも燃料漏れがなく、最後席の生存空間が確保される高い安全性は、子どものいる購入者が注目する特長となっている。

CX-8ラインナップ全体の車両価格は299万4200〜505万8900円となっている

 予約受付は11月2日より開始。発売・納車開始は12月下旬の予定だ。

●マツダ CX-8(Grand Journey)主要諸元
・駆動方式:4WD
・全長×全幅×全高:4925×1825×1730mm
・ホイールベース:2930mm
・エンジン:2188cc、直4DOHCディーゼル+ターボ
・最高出力:200ps/4000rpm
・最大トルク:45.9kgm/2000rpm
・トランスミッション:6速AT
・WLTCモード燃費:15.4km/L
・価格:438万2400円

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