政府から節電が求められるこの冬。電力消費を抑えながら室内で温かく快適に過ごせるグッズが都内の雑貨店などに並び、人気を集めている。(寺本康弘)
◆電気使わない商品が特に人気
渋谷ロフト(渋谷区)を訪れると、ふわふわの毛布や手袋、スリッパなど800種類以上の防寒グッズが並んでいた。今年は電気を使わずに温かく過ごせる商品が特に人気といい、ロフト広報担当の高橋祐衣さんは「靴下関連は爆発的な売れ行き」と説明する。
同店の11月の靴下関連の売り上げは、前年比6割増。中でも人気なのは「靴下サプリ まるでこたつ」シリーズ(レディースソックス1980円など)。足首のツボを温め、冷えを防止できるという。一度購入して効果を実感した世田谷区の会社員女性(42)は「足先が冷えないので、カーペットを使わなくても温かい」と追加購入に訪れた。
これからさらに寒さが厳しくなると売れ行きが伸びそうなのは「mofua 着る毛布」シリーズ(ショート丈4070円など)。ガウンのように羽織ることができる毛布。袖口は締まっているので、パソコン作業などで邪魔になりづらい。寒がりの記者が試着してみたところ、首元にも毛布がかかり、温かいうえ肌触りも良い。
カーペットの下に敷く「DCMあったかアルミマット」(DCM提供)
◆暖房の効率向上にも関心
ホームセンターのDCM(品川区)では、暖房の効率を高める商品への消費者の関心が高いようだ。窓に張り付ける断熱シートや、カーペットの下に敷いて熱を逃げにくくする「DCMあったかアルミマット」(約3畳相当1958円)などが人気という。
温かさと節電に加えて、かわいさを備えた商品も。「スリーアップ」(大阪市)の「蓄熱式エコ湯たんぽぬくぬく アニマル」(3938円)は、電源プラグをセットし15分ほど蓄熱すると、布団の中なら約8時間、カイロとしては約4時間ぬくもりが持続。ヒツジやウサギなどのかわいらしい見た目にも癒やされる。
かわいらしいウサギやヒツジの外観の「蓄熱式エコ湯たんぽぬくぬく アニマル」 (スリーアップ提供)
昨今の節電への意識の高まりは調査でも裏付けられる。新電力の「アイ・グリッド・ソリューションズ」が今夏、契約者を対象に実施した調査によると、「節電の意識は高くなっている」と回答した人は59.1%と前年と比べて10ポイント増。理由(複数回答)として電気代高騰の他に「電力不足による大規模停電を避けたい」を挙げた人が33.6%に上り、節電に協力しようという意識も浸透している。
〈お断り〉各商品は売り切れの場合があります。詳しくは店舗にご確認ください。
東京新聞 2022年12月11日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/218966
引用元: ・「節電の冬」あったかグッズに熱視線 意識向上「爆発的な売れ行き」の商品も [蚤の市★]
電気代もそんなにかからん
The post 「節電の冬」あったかグッズに熱視線 意識向上「爆発的な売れ行き」の商品も first appeared on TweeterBreakingNews-ツイッ速!.