米中間選挙で、当初上下両院を制すると見られていた共和党が伸び悩んだ。その要因として、トランプ前大統領が24年大統領選への出馬準備を加速したとされる動向が「裏目」に出たとの見方が強まっている。
さらにここにきて、トランプ政権時代に同氏と「蜜月」だったメディア王、ルパード・マードック氏がトランプ氏を見限り、マードック氏傘下の保守系メディアがフロリダ州のデサンティス知事を推す流れを明確にしてきた。
「反トランプ」の代表格であるリベラル系CNNが小躍りして早速その動きを詳報し、日本でも朝日新聞が追随して「流れ」ができそうに見えるが、そこは全米各地に根強い信者を擁するトランプ氏だ。そう事が単純に運ぶとは言い切れない波乱要素もまだある。
この記事は会員限定です。ぜひご登録いただき、続きをお読みください。サブスクなら読み放題です。