BMW K75 S カフェレーサーをeBayで購入。誰かがこのBMW K75をクールなカフェレーサーに変身させた。BMW K75は、メーカーが1985年から1996年まで製造された、超信頼性の高いツアラーだ。信頼性は高いけど、ちょっと地味。そんなK75が、カフェレーサーに変身しているのだ!
BMW Motorradは1985年から1996年まで「K75」シリーズを生産していた。その75馬力のDOHC直列3気筒は、なによりも優れた評価を得ている。その信頼性は高く、警察と連邦軍の両方で使用されたほどだ。
現在eBayに出品されているこの1988年製の「BMW K75 S」は、カフェレーサーとしてリデザインされて魅力を放っている。この新しい外観で、バイエルンのバイクは多くの注目を集めるに違いない。
広告に掲載されている情報は、必要最低限のものに限られている。広告によると、このバイクは中古で、よく手入れされているとのことだ。1988年10月10日に初めて登録され、走行距離は87,200kmである。昨年の冬前に、何の問題もなく新しい車検を受けたので、次の車検は2024年10月となっている。
仕様書によると、BMWの乗り心地は最高だ。フロントガラスとフロントフェンダーは、オーナーがつい最近追加したものらしい。リアライトはLEDに交換され、ABE付きのスーパーバイクハンドルバーと新しいスピードメーターブラケットは、このバイクの代金に含まれている。また、オリジナルのエキゾーストや改造のためのすべての書類も同様である。価格は5,500ユーロ(約80万円)だ。
BMWのモーターサイクルについて知っておきたいこと
何より、BMWの中古バイクを点検する際には、手入れの状態を確認することが重要だ。前オーナーは、そのマシンがどこでどのように扱われてきたか、できるだけ多くの情報を提供してくれるはずだ。
BMW Motorradは、技術的な問題をワークショップで静かに解決することを好んできたことを、愛好家たちは知っている。これが、履歴が確認できるバイクが好まれるもうひとつの理由だ。BMWの特殊工具を使わなければ発見できない故障があることは別として。
試乗は絶対に必要だ。そうすれば、ギアボックスがきれいにシフトするかどうかがわかるだろう。フルードなどの漏れがないか、ゴム部品の劣化、ホイール、ブレーキディスク、スプリングの状態やその摩耗のチェックも重要だ。搭載されているすべての電子部品が問題なく機能することも重要だ。
カフェレーサーとは?
カフェレーサーとはオートバイの改造思想、手法の一つである。イギリスのロッカーズ達が行きつけのカフェで、自分のオートバイを自慢し、公道でレースをするために「速く、カッコ良く」との趣旨で改造したことに端を発するとされる(ウキペディアから抜粋)。
Text: Lars Hänsch-Petersen
Photo: ebay.de/huckedusterrot0