ホンダ車のカスタマイズといえば、外せないのがモデューロと無限。どちらのブランドもベース車のキャラクターを引き出すことが上手だし、クオリティの点でも安心、おまけに新車といっしょにディーラーでパーツの購入&取り付けができるという魅力も持っている。
そんなモデューロと無限のカスタムパーツを装着したホンダ フィットを一度にチェックできる機会があった。独自の個性をアピールする3台のフィットを紹介しよう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/奥隅圭之
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モデューロ フィットe:HEV RS純正アクセサリー装着車
登場間もない硬派なフィット「RS」向けのパーツを、モデューロが早くもリリースした。今回用意されたデモカーはあえて外観上のカスタマイズを最小限にとどめ、もともとのRSが持つスポーツイメージを活かす仕立てだと感じた。
フロント周りでは、グリルのHエンブレムをブラックに交換し(リアとセットで1万3200円)、バンパー下部にLEDフォグライトを追加している(フォグライトガーニッシュとセットで4万9500円)。ウインドウ回りには雨天時の換気などにも役立つドアバイザー(1万6500円)も装着済み。ホイールはノーマルだったが、望めば16インチの「MS-041」がチョイス可能だ。
インテリアでは随所に配されたイルミネーションが目を引いた。暗所で運転席のドアを開けるとブルーイルミネーション付きのサイドステップガーニッシュ(左右セットで2万9700円)が出迎え、運転席と助手席のフットライトが白く点灯する。ライトをつけるとこのフットライトはブルーに色が変わり、走行中の車内をクールに照らし出す。
この他、インナードアハンドルとドアポケットにもイルミネーションが仕込まれており、ブラック基調の車内のアクセントとなっていた。
アルミ製スポーツペダル(1万3200円)や、スマホの充電などに活躍するUSB PDチャージャー(1万2100円)も装着済み。フィットの使い勝手のよさにも気を配った1台だといえよう。
無限フィットe:HEV RS
モータースポーツとの縁が深い無限は、赤をモチーフにしたフィットRSを仕立ててきた。とはいえ赤を主色として使うのではなく、フロントアンダースポイラー(8万2500円)とフロントグリルガーニッシュ(5万5000円)に差し色として配置し、精悍な顔つきを生み出している。
このほかサイドスポイラー(6万500円)やリアアンダースポイラー(10万4500円)も装着して低重心感を生むとともに、ドアミラーカバー(4万4000円)とテールゲートガーニッシュ(8万5800円)にカーボンパーツを配し、エクステリアを引き締めている。ホイールは17インチのMDEだ。
エンジンルーム内にもおしゃれ心を忘れないのはさすが無限。ボンネットを開けるとアラミド耐火繊維で織られたオレンジのリザーバータンクカバー(2200円)と、硬質アルマイト仕上げのヘキサゴンオイルフィラーキャップ(9350円)が目に飛び込む。
エンジンオイルやオイルトリートメント、オイルエレメント、ブレーキフルードなどもすべて専用品に交換されているそうで、ラジエターのフィラーキャップは沸点を高めるハイプレッシャータイプ(2970円)だった。さすがモータースポーツ直系のブランドだと感じた。
無限フィット LUXE
無限からはもう1台、「リュクス」をベースとしたカスタムフィットも展示されていた。エクステリアではむしろRSよりも過激さがあり、特にウイングスポイラー(7万3700円)とディフューザー風のリアアンダースポイラー(6万6000円)を備えたリアセクションはリュクスとは思わせない迫力だ。
フロント周りではフロントアンダースポイラー(8万2500円)とフロントグリルデカールが凄みを添え、おだやかなフィットをスポーティなテイストに一変させている。ボディサイドにももちろんサイドスポイラー(6万500円)をおごり、アルミホイールはRSと同じ17インチのMDEに換装されていた。
インテリアではドアを開けたときのカーボン調スカッフプレート(4枚セット1万5400円)と足元を深紅に染めるスポーツマット(前後5点セットで2万7500円)がポイント。さらにドア内側には靴によるパネルの汚れを防ぐカーボン調ドアインナープロテクター(1万1000円)があり、ルームミラーにはウインドウ越しにさりげなくスポーティさをアピールするカーボンルームミラーカバーがおごられていた。RS同様油脂類はすべて専用品に交換済みという点も無限のこだわりだろう。
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