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1月11日(水)の徹子の部屋に、金工作家の石川光一が登場する。

東京・浅草で100年以上続く工房の三代目である石川。

石川は金を専門に扱う作家。スタジオには石川の作品が総額1億6千万円以上も登場する。

ここまで高額なものがスタジオに並ぶのは番組始まって以来初で、黒柳徹子も「いささか緊張」と笑う。

江戸時代、浅草には多くの金工職人がいたという。そこへ修行に出た祖父が自らの工房を開いたのが明治末期。

石川はその三代目として今も作品を作り続けている。

製作が一番大変なのは「おりん」。一枚の金の板から成形し、ひたすら磨き上げる。仕上がりまですべて手作業だそう。

形が単純なだけに少しの失敗でも明らかに見えてしまうため、集中を要するという。