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ドイツの精神科医アロイス・アルツハイマー博士は1906年、記憶障害のあった患者の死後に行われた病理解剖で、脳内に異常な沈着物を発見したと発表した。これが世界初のアルツハイマー病患者の症例報告だった。「アミロイド・ベータ」と呼ばれるタンパク質から成る異常沈着物が蓄積されると脳が徐々に萎…