未来像と現実の狭間で。スクリーンレスBMWのスタディ、VW ID.7の初公開、ライトイヤー2、新感覚コックピット、アウディ ホロライドなど、ラスベガスで行われた世界最大のデジタル関連の展示会CES 2023の見どころを紹介!
この2年間、エレクトロニクス業界はコロナのせいで、「CES」では弱火でしか自分を祝うことができなかった。しかし、今年の「コンシューマー エレクトロニクス ショー(CES)」は、かつての強さを取り戻したようだ。BMW、VW、メルセデス、ステランティスグループ、GMなどの有名メーカーやグループから、ライトイヤーなどのスタートアップ企業、フォーヴィア(Forvia)、ZF、コンチネンタルなどのサプライヤーまで、スマート冷蔵庫、インテリジェントテレビ、最新カメラに加えて、自動車産業の代表者が今回も数多く出展している。そして、彼らは皆、「明日の運転はどうするのか」という一点に関心を寄せているのだ。以下、CES 2023の見どころをフォトギャラリーとともにご紹介。
BMW、スクリーンなしの「iVision Dee」を公開!
BMWは「CES」で大々的に宣伝しており、初日の夜にはCEOのオリバー ジプセがオープニング基調講演を行い、おそらくイベント全体の中で最も高く評価された講演になった。焦点は、現実と仮想世界がどんどん消えていく様子を示した「iVision Dee」のコンセプトだ。
VW、電気自動車「パサート」を初公開
「VW ID.7」もなかなか格好いい。2023年夏の正式な初公開を前に、ラスベガスでは、個別にコントロールできるカラフルな光彩を放つ電動「パサート」が初公開された。エレクトロルミネッセンス技術は、量産化には程遠いものだが、目を見張るものがあるのは確かだ。
プジョーによる連続生産の可能性を秘めた壮大なスタディ
もうひとつの目玉は、「プジョー インセプション」。この特別なデザインのスタディモデルは、2023年からすべてのプジョー電気自動車に採用される新しい電動プラットフォームをベースにしており、2025年にはシリーズバージョンを発売するとしている。
CES 2023: ハイライト
Text & photo: autobild.de