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自民党政権が40年近く続いた55年体制は派閥の全盛期でもあった。1993年の非自民連立政権への交代と96年衆院選での小選挙区比例代表並立制の導入を経て、派閥の役割が変質した。カネ集めやポストの分配といった機能は薄れた。 党内の力学も変わった。「自民党をぶっ壊す」と唱えて脱派閥を訴え、2001年…