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内館牧子さんの「老害の人」を読んだ。小説には、周りに迷惑や負担をかけている老人たちが登場する。病気や孫、趣味などの自慢話や昔話をして嫌われていた「老害メンバー」の7名がサロンを立ち上げて、ほかの老人を元気にする話である。 世間では夫が定年後に家で妻に文句ばかり言う「老害の人」になり…