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1月10日(火)の徹子の部屋に、渡辺えりが登場する。

演劇の道一筋50年の渡辺。

高校卒業後は地元山形への残留を望んだ父の反対を押し切り上京。当時、娘を心配した父からの手紙は毎日届いたそう。

それほど娘を溺愛した父が2022年に95歳で亡くなった。

病室で最期に対面した後は、告別式まで葬儀の段取りがバタバタと進んだと振り返る。

突然のことで気が動転する自分をなだめ、すべてを取り仕切ってくれたのは弟だったという。

実は父が他界する直前に足を剥離骨折した渡辺。

式が進むなか、自分のことまで気遣ってくれた親族のありがたさが身に沁みたそう。

介護施設で暮らす92歳になる母は認知症になる前、「行きたい場所があるから連れて行ってほしい」と言いだした。

限られた期間で日本各地に散らばった名所を訪ねる旅は強行軍だったが、後々母はその旅の写真を見ては喜んでくれたと話す。