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<p>無料で多機能な動画編集ソフトのiPad版「DaVinci Resolve for iPad」を触ってみた</p><p>無料で多機能な動画編集ソフトのiPad版「DaVinci Resolve for iPad」を触ってみた</p><p>Blackmagic Designが開発する動画編集ソフト「DaVinci Resolve」のiPad版である「DaVinci Resolve for iPad」が2022年12月22日にリリースされました。PC版と同様に無料で利用できるとのことで、実際に使ってみました。</p><p>動画と動画のつなぎ目は、そのままだとただ動画が切り替わるだけですが、トランジションでシーンのつなぎ目に演出を設定することができます。上部メニューの「トランジション」をタップして、好きなトランジションを設定し、つなぎ目にドラッグ&ドロップするだけ。 プレビューの再生は「フルスクリーン」をタップすることで、全画面表示が可能です。 DaVinci Resolve for iPadには動画のカット編集を行う「カットページ」と、動画の色調設定を行える「カラーページ」の2モードがあります。カラーページに切り替えるには、画面最下部中央にあるアイコンの右側をクリック。 カラーページでは多岐にわたるカラー設定を行えます。 そして、編集した動画を書き出すには、画面最上部の「Export」をタップします。 デフォルトで用意されているコーデックはH.264、H.265、Apple ProRes。また、書き出した動画をYouTube・Vimeo・Twitter・DropBoxにそのまま投稿する機能もあります。今回は「H.265・1080p・60fps・AAC Stereo」で書き出してみました。 保存先と動画のファイル名を指定して、右上の「保存」をタップします。 動画の書き出しは24秒の動画でわずか12秒ほどでした。 DaVinci Resolve for iPadは、基本的なカット編集と多機能なカラー編集を無料でできるアプリとなっています。高性能なSoCで知られるM1やM2ではなく、A15 Bionicチップを搭載した第6世代iPad miniでも問題なく動画編集できました。特にカラー編集についてはiPad上でもかなり細かく設定可能。デスクトップ版よりも映像編集機能と書き出し機能は制限されていますが、それでもiPad上でサクッと動画編集するにはちょうどいいアプリといえます。 ただし、細かい設定をiPad miniの8.3インチディスプレイで行うのはやや難しいものがありました。実際に使う場合は、より大きな12.9インチあるいは11インチのiPad Proで行うのがよさげ。なお、iPad版にも有料版の「DaVinci Resolve Studio for iPad」があり、エフェクトツールやノイズ除去ツール、HDR10+やDolby Visionのグレーディングやレンダリングなど、より映像を美麗にするための機能が追加されます。有料版は税込1万5000円で、無料版のアプリ内からライセンスを購入可能です。 この記事のタイトルとURLをコピーする</p>