2023年1月にスタートする医療ドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』。
このたび、同ドラマに栗山千明が出演することが決定した。
主演・山崎育三郎とは『六番目の小夜子』(2000年・NHK)での初共演以来、22年の旧知の仲である栗山。
山崎演じる児童精神科クリニックの院長・佐山卓のよき理解者で、クールな臨床心理士の向山和樹役に挑む。
◆栗山千明、山崎育三郎演じる児童精神科医の女房役・臨床心理士に
栗山演じる向山和樹は、佐山が院長を務める児童精神科「さやま・こどもクリニック」で働く臨床心理士。
常に冷静沈着で、佐山の独特の行動やペースにも動じることなく、一見するとクールな印象だが、実は誰よりも優しい心の持ち主だ。
そして佐山の一番の理解者として、優しく見守りながらサポート。また、クリニックに勤める一方で、小学校でスクールカウンセラーとしても働き、佐山同様に子どもたちと真っ直ぐ真摯に向き合い、内に秘めたる熱い意志も持っている。
そんな向山を演じる栗山は、これまで出演してきたドラマや映画は数知れず。凜とした佇まいとその高い演技力で見る者を惹きつけてきた栗山が、クールな臨床心理士・向山という役でその存在感を放つ。
◆栗山千明(向山和樹・役)コメント
最初に原作である漫画を拝見したのですが、今現在、関心が高まっている大切なことが描かれている作品で、とても魅了されました。
お話自体もぐっと胸を掴まれるような、そんなハートフルなストーリーがたくさん詰まっていて、実際にこれを私が演じさせていただけることに、とても光栄な気持ちになりました。
映像としてどう描かれるのかとても楽しみですし、まだ『リエゾン』を知らない方々からどういう反響をいただけるのか、出来上がりを想像しながらワクワクしています。
また、私自身この役を通してとても勉強になる思うことがストーリーの中に多く含まれていますので、そういった意味でも今作に挑めることが楽しみです。
――今回演じる向山和樹という役の印象はいかがですか?
向山は、みんなを見守る優しいお姉さんというイメージがあります。さりげない優しさを見せる一方で、物事を客観的に見ていて、一見、感情が表に出ないクールな女性でもあるので、その内に秘めた熱意がちゃんと役として表現できたらいいなと思っています。
たまたまなのですが、私はこのお話をいただく前から、今作のお話のような題材のドキュメンタリーを多く拝見していまして、そんななか、今作に携わることになったので、またあらためて見直しながら、勉強というほどではありませんが少しずつ知識を身につけるようにしています。
――主演の山崎育三郎さんや、共演する松本穂香さんの印象を教えてください。
山崎さんとは、それこそ最初は二十数年前から共演していて、これまでも何度か共演させていただいているので、今回もとても安心しています。ただ、久々に一緒にお芝居をさせていただくので、佐山先生をどう演じられるのかを含め、とても楽しみですね。
松本さんと一緒にお芝居させていただくのははじめてですが、原作漫画の雰囲気にぴったりだなと個人的に感じていました。可愛らしい遠野先生をどう演じられるのか、楽しみにしています。
――視聴者にメッセージをお願いします。
センシティブなテーマで、見てくださる方のなかには身構えてしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、とてもハートフルなお話で、生きにくいと感じている方を少しでも生きやすくなるようにクリニックを通してサポートしていくなかで、前向きになれたり、自分自身と向き合っていこうと思えたりする作品ですので、ぜひ楽しんで観ていただきたいなと思います。