マセラティMSGレーシングは12月6日、2022/2023年ABB FIAフォーミュラE世界選手権“シーズン9”の参戦車両であり、マセラティ史上初のEVレーシングカーの『マセラティ・ティーポ・フォルゴーレ Gen3』を発表した。
1914年にイタリアで創業したマセラティは、2021/2022年の“シーズン8”までベンチュリ・レーシングとして参戦したMSGレーシング(モナコ・スポーツ・グループ・レーシング)とパートナーシップを締結。ドライバーにはエドアルド・モルタラとマキシミリアン・ギュンターを起用し、2022/2023年シーズンよりフォーミュラEへ初参戦する。
1月14日にメキシコで開催される開幕戦を前に、マセラティは本拠地であるイタリア・モデナで『マセラティ・ティーポ・フォルゴーレ Gen3』と、そのマシンカラーリングを発表。マセラティの象徴であるブルーを基調に、ノーズコーンにはトライデントマーク、そしてバルクヘッドの両側にはイタリア・トリコロールを含むマセラティ・コルセのロゴが配された姿が披露された。
2030年までに全ロードカーの電動化を予定しているマセラティ。そんなマセラティのフォーミュラE初参戦車両となる『ティーポ・フォルゴーレ Gen3』はマセラティ史上初のEVレーシングカーとして、世界各国で開催されるシーズン9の全19レースに挑む。