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熱き哲学を持った2人の“優秀&変人トラベルナース”が、患者ファーストで医療現場を改革していく痛快医療ドラマザ・トラベルナース(脚本/中園ミホ)。

本日12月8日(木)、同作がついに完結する。

那須田歩(岡田将生)の目の前で九鬼静(中井貴一)が倒れるという前回の衝撃ラストから1週間…。

かつてない岐路に立たされた“最強ナースコンビ”が繰り広げる愛と戦いの物語が、10分拡大スペシャルで放送される。

◆“最強ナースコンビ”がたどり着く答えとは?

令和の日本に颯爽と舞い降りた男性ナースコンビ・歩&静。

慢性的な人手不足など、さまざまな問題を抱えた民間病院「天乃総合メディカルセンター」と3か月契約を結んだ2人は、“人を見て人を治す”看護師としてまい進。

時に優しく、時に厳しく。患者はもちろん、医師や看護師の心にも救いの手を差し伸べながら、医療現場でさまざまな革命を起こしてきた。

そんななか、優秀ではあるけれどプライドがやけに高く、人として未熟だった歩も少しずつ成長していくことに。彼の欠点を真っ向から指摘し、成長を後押ししてきた人物こそが、ほかならぬ静。

医療従事者を目指す貧しい人たちを支援する「フローレンス財団」の支えによってトラベルナースとなることができた歩だが、その財団の理事長として歩を見守ってきたのが静だった。

そんな歩にとって“人生の恩人”というべき静に降り掛かった“命の危機”。

なんと最終回では、静が遺伝子異常で突然死を起こすこともあるマルファン症候群である疑いが浮上する。

しかも、手術で治る可能性が極めて低い状態に陥っていることが判明してしまう。

ところが「命をまっとうしたい」と、間近に迫る死期を悟りながらも、病室をこっそり抜け出し、最期まで“患者に寄り添う看護師”として生きようとする静。そんな彼の命を、歩は何としても救いたいと切望するのだが…。

2人の契約満了日まで2週間。さまざまな愛と葛藤が交錯するなか、“最強ナースコンビ”が最終的に選ぶ道とは?

◆柳葉敏郎演じるゴッドハンド外科医・神崎弘行が再登場!

さらに最終回には、第1話に登場した人物もキーパーソンとして再登場する。

その人物とは、歩&静と出会ったことで腐った性根を叩き直され改心するも、病院からはお払い箱となってしまったゴッドハンド外科医・神崎弘行(柳葉敏郎)。

何を隠そう、神崎はマルファン症候群による大動脈弁閉鎖不全のオペを何度も成功させてきた男。

静を救えるのは神崎しかいない。歩は一縷の望みに賭け、神崎に手術をしてほしいと直談判する。

ところが、歩が必死で頭を下げるも、神崎はなぜか頑として首を縦に振ろうとせず…。はたして、医師として改心したはずの神崎の真意とは? 運命の鍵を握る男・神崎の動向に注目だ。