「本番行為は25万円~」アメリカの“合法売春宿”にはどんな女性が集まっているのか
ネバダ州ラスベガスのハリー・リード国際空港から西に95km。カリフォルニアとの州境に売春宿、CHICKEN RANCHが建っている。全米50州のうち、売春宿の経営を合法として認めているのはネバダのみ。とはいえ、ストリートで買うのは非合法だ。
法に触れず、きれいに買春をしたいのであれば、あくまでもこうした館の中でコトに及ばなければならない。現在ネバダ州では、19の売春宿が営業中である。
年間7500万ドル(約103億円)を生むとされる同ビジネスだが、コロナ禍の2020年3月中旬から2021年4月末まで、すべての売春宿が営業停止を喰らった。
ラスベガスでハンドルを握る老タクシードライバーによると、CHICKEN RANCHは19の宿のなかでも、高級娼婦が集うそうだ。90年代は日本語の冊子を作り、ジャパニーズ観光客を頻繁に乗せたという。片道1時間のロングドライブ、そして客が女性を買っている間の待ち時間で、たんまり儲けることができたと笑った。
「でも、サービス価格が高騰した。今や最低料金は500ドル。本番したけりゃ2000ドル以上になるって話だ。おまけにコロナだろう。タクシーでRANCHに行く客なんてめったにいない。たいていは自分でレンタカーを運転するし、運転に不安を覚える外国人旅行者も、UberやLyftを呼ぶから商売が上がったりだよ」
メキシコ系アメリカンのドライバーは、肩をすぼめてそう説明した。
CHICKEN RANCHを訪れた客がゲート前に立ち、ブザーを鳴らすと、娼婦たちは館内のスクリーンでその様子を確認する。「この客となら寝てもいい」と判断した複数の娼婦たちが横一列に並び、フロアーで男性を待ち受ける。彼女たちは例外なく10日ごとにPCR検査とHIV検査を受けている。
客が気に入った女性を指名すると、当人の部屋に通され、サービスの内容と値段を話し合う。合意に至ると娼婦は館の女将にそれを報告し、半分が自分の取り分に、残りの半分は宿に支払う決まりとなっている。
彼女たちは、最低2週間の契約で宿にステイし、客を取る部屋で寝泊まりする。2週間では足りないと感じた場合、10週いようが、30週働こうが、本人の希望を聞いてもらえる。RANCHビジネスで最も稼ぐ女性の年収が120万ドルになることは、この業界の誰もが認識している。
11月8日に投開票が行われた米国中間選挙において、上院は僅差で民主党が、下院は接戦の末に共和党が勝利した。だが、インフレ対策が見られないジョー・バイデン政権に不満を感じている国民は多い。バイデン大統領は8月に「連邦政府への学生ローン債務を一人1万ドル免除する」としたものの、格差は広がるばかりだ。一方で共和党のドナルド・トランプ候補も、依然として政治家としての資質を疑問視されている。
このビジネスに身を委ねる女性たちが、今日のアメリカ合衆国に求めることは何か? それを訊ねるべくCHICKEN RANCHに取材を申し込んだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/039919de4d3027682fe9617805139085173d85c4
引用元: ・【インフレ】アメリカ・ネバダ州の一発25万円の売春婦がこちら [632443795]
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