12月6日、スーパーGT GT500クラス、全日本スーパーフォーミュラ選手権で活躍するレーシングドライバーの坪井翔と、KYOJO CUPで活躍する斎藤愛未が結婚したことをそれぞれのSNSで発表した。トップカテゴリーで活躍するドライバー同士の結婚だけに、関係者からも祝福の声が上がっている。
坪井は全日本カートを経て、2015年にFIA-F4の初代チャンピオンを獲得。2018年に全日本F3選手権のチャンピオンを獲得すると、2021年にはスーパーGT GT500クラスでau TOM’S GR Supraを駆りチャンピオンに。P.MU/CERUMO・INGINGから参戦するスーパーフォーミュラでも通算2勝を飾るなど、国内屈指のトップドライバーのひとりだ。
そんな坪井が結婚を発表したが、お相手は同じくドライバーとして活躍する斎藤だ。ジュニア時代からカートを戦い、2021年には全日本カート選手権のOKクラスを戦ったほか、女性ドライバーの戦いの場であるKYOJO CUPでもランキング5位につけている。
ふたりは12月6日夜、それぞれのSNSで結婚を発表した。さっそくスーパーフォーミュラ鈴鹿合同テストに参加していた坪井に話を聞くと、「もともとカートで戦っていた5〜6歳の頃から知っていたんです。一緒のレースにも出ていました」という関係なのだという。
その後しばらくは関係はなかったというが、「20歳の頃くらいにまた会って、そこから2年ほど交際して今年の8月くらいに結婚を決めました。入籍は10月くらいです」とゴールイン。その後関係各所への報告を経て、SNSでの発表に至った。
ちなみに、坪井はスーパーGTで所属するTGR TEAM au TOM’S、スーパーフォーミュラで所属するP.MU/CERUMO・INGINGのメンバーには、レースウイークのときに無線で報告したのだとか。「SFのときはピットにいるとき、GTのときはコースインのときに『レースと関係ない私事で恐縮ですが……』と皆さんに報告しました(笑)」と坪井は笑顔をみせた。
「人がたくさんいるのでそれぞれ説明するよりいいかと思ったのと、あと少しオシャレかなと思ったので(笑)」
お互いがレーシングドライバーで、FCR-VITAの耐久レースではミックスジェンダークラスでコンビも組んでレースを戦っている。「協力しあいながら幸せな家庭を築いていきたい」というふたりの末永い幸せを願いたい。