もっと詳しく

 12月7日、F1は、2023年シーズンに行うスプリントの開催地を発表した。

 2021年に『スプリント予選』の名前で導入されたこのフォーマットは、通常のグランプリとは異なり、金曜日の午後に予選を行い、土曜日の午後に100kmで争われるスプリントレースのグリッドを決める。スプリントの結果が日曜日の決勝レースのグリッドに反映される仕組みだ。

 名称が『スプリント』に変更された2022年は、前年に続いて3つのグランプリで行われた。ポイントシステムやポールポジションの記録など複数の変更があったが、2023年の実施に向けて、さらなるフォーマットの変更が検討されている。

 2023年のスプリントの開催数については、9月に行われたFIA世界モータースポーツ評議会の電子投票において、6戦で行われることがすでに決定している。スプリントの舞台となるのは、アゼルバイジャン(バクー・ストリート・サーキット)、オーストリア(レッドブルリング)、ベルギー(スパ・フランコルシャン)、カタール(ロサイル・サーキット)、アメリカ(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)、ブラジル(サンパウロ/インテルラゴス)だ。

 オーストリアとブラジルでは今年もスプリントが行われたが、アゼルバイジャン、ベルギー、カタール、アメリカは初となる。一方で今年スプリントを開催したエミリア・ロマーニャ(イモラ)では行われないことになった。