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AMDのRadeon RX 7900 XTXおよびRX 7900 XTについて初回在庫は潤沢に用意されるというリークが過去にありましたがその情報から一転、初回在庫がかなり限られるという情報が出現しています。

Radeon RX 7900 XTXとRX 7900 XTの供給量は少なめに。原因は中国のロックダウン

AMDでは2022年12月13日にRadeon RX 7900 XTXとRX 7900 XTの発売を予定しています。この2つのモデルに関してはAMDは相当自身があるのか中国のテック系情報サイト、MyDriversがサプライチェーンから入手した情報として11月22日に公開された情報では、初回在庫の量はNVIDIAのGeForce RTX 4080で記録されている3万台を超える量になると言われていました。

AMD Radeon RX 7900の初回在庫は多め。サプライヤー情報が出現

しかし、ドイツのテック系サイトIgor’s LABや中国のBoardChannelsからのリーク情報によるとRadeon RX 7900系グラフィックカードの供給量はあまり潤沢では無い可能性が高いようです。

Starting difficulties with AMD’s Radeon RX 7900XTX and 7900XT? Board partners seem to have problems and delays | igor’s LAB

Igor’s LABが入手した情報によるとRadeon RX 7900 XTXおよびRX 7900 XTについてはEMEA(ヨーロッパおよび中東アフリカ地域)での初回在庫はそれぞれ1万台(RX 7900系合計で2万台)の供給が行われる見込みとの事です。このうち、それぞれ3000台はドイツに割り当てられるとの事です。

なお、初回供給されるRadeon RX 7900 XTXとRX 7900 XTについてはMade by AMDと呼ばれるリファレンスモデルのみの予定ですが、現在の供給量はRX 7900 XTXやRX 7900 XTの販売価格を考えると各社AIBの想定を下回る量になっているとの事です。

この低い供給量を補う形で順次各AIB製のカスタムモデルが発売される予定になっていますが、Radeon RX 7900 XTXとRX 7900 XTのカスタムモデルについてはドライバーやvBIOSの不具合が頻発している事から2023年1月以降にならないと発売が難しいと見られています。

中国のBoardChannelsに掲載された情報では、Radeon RX 7900 XTXおよびRX 7900 XTについてはこれらのカードを製造する一部の工場やサプライチェーンに含まれる工場がロックダウンによって閉鎖されていたとの事です。このロックダウンについては現在は解除され、生産活動も再開はされてはいるものの、数週間の生産停止が発生しているため、発売日向けの初回在庫の供給量は大きく制約を受ける可能性が高いと言われています。

 

Radeon RX 7900 XTXとRX 7900 XTについてはRTX 4000シリーズの初回在庫より供給量が多くなるとは言われていましたが、蓋を開けてみると中国のロックダウンやドライバー、vBIOSの不具合などで供給量はかなり限られてくる可能性が出てきているようです。Radeon RX 7900 XTXとRX 7900 XTの性能についてはまだレビューなどが掲載されていないため不明ですが、RTX 4080を超える性能である可能性も高いため初回在庫に関してはすぐに売り切れになる可能性はありそうですので、年内にグラボを一新させたい人でRTX 4080かRX 7900 XTXで迷っている人はRX 7900 XTXのレビューが掲載されたらすぐに決断する必要がありそうです。

一方で最近は円高も進んでいるので、急いでいない人は検討を加速させて決断を先延ばしにしたほうが得できる可能性もあると思います。


すぐに買えるかは分かりませんが、新型PS5と言われている『CFI-1200』のエントリーがAmazonで開始されていますので、欲しい方は早めのエントリーする事がオススメです。

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