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<p>「いるのといないのでは別チーム」 大津、MF浅野が出場停止明け 全国高校サッカー準決勝|熊本日日新聞社</p><p>「いるのといないのでは別チーム」 大津、MF浅野が出場停止明け 全国高校サッカー準決勝|熊本日日新聞 #熊本のニュース #熊本日日新聞 #熊日 #熊本</p><p></p><p>第101回全国高校サッカー選手権は7日、東京・国立競技場で準決勝2試合が行われ、県代表の大津は2大会連続の決勝進出を目指し、前回8強の東山(京都)と対戦する。攻守を支えるMF浅野力愛(りきあ)が出場停止から復帰予定で、「みんながバトンをつないでくれた。今度は自分がチームを助けたい」と並々ならぬ意欲を燃やす。 「浅野がいるのといないのでは別のチームになる」。山城朋大監督の絶大な信頼を受ける背番号6は、初戦の2回戦からピッチ中央で豊富な運動量とパスセンスを発揮した。 しかし、3-0で快勝した日本文理(新潟)との3回戦で暗転した。前半に先制ゴールを決めた後、後半13分に遅延行為で今大会2枚目のイエローカード(警告)を受けて準々決勝は出場停止となった。「目の前が真っ暗になったけど、自分ができることをやろう切り替えた」と、後半38分に交代するまで走り抜いた。 練習でも試合でも一番大きな声を出して仲間を鼓舞する元気印。1年時は同年代をまとめるキャプテンを務めた浅野への仲間の信頼は厚く、「力愛を国立の舞台に連れて行こう」(小林俊瑛主将)を合言葉に、大津イレブンは準々決勝で昨夏の全国高校総体王者の前橋育英(群馬)にPK戦の末に競り勝った。スタンドから祈る思いで試合を見守った浅野は「みんなが頼もしかった。改めて大津の強さを感じた」と振り返る。 4強のうち、昨年の国立競技場で試合をしたのは大津だけだ。小林主将は「前回よりも消化試合が1試合少なく、体力的にも精神的に余力がある。ベストメンバーで勝つ」。悲願達成に自信をのぞかせた。(後藤幸樹) 関連記事</p>