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小麦の国際価格が下落し、ほぼ1年2カ月ぶりの安値に落ち込んだ。最大輸出国であるロシアからの供給が想定を上回るペースで増え、ウクライナ危機や米欧の不作に伴う品薄感が和らいだ。黒海地域からの出荷安定を期待したヘッジファンドなど投機筋の売りも膨らんだ。食料価格の高騰は収束に向かう可能性が…