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前回でも少し触れたとおり、広島城を最初に写真に収めたのは前尾張藩主徳川慶勝で、元治元(1864)年のことである。この時彼は第1次長州戦争の幕府軍総督として戦争の前線基地となった広島に来ていたのだ。慶勝は趣味としていた写真機材を広島に運んでいるのだが、この頃のそれは現在では想像もつかな…