AMDが2022年12月13日に発売を開始したRadeon RX 7900 XTXとRadeon RX 7900 XTですが、この中で下位モデルのRadeon RX 7900 XTが日本では発売時の価格を下回る15.6万円での販売が行われ始めており、北米や欧州では定価を下回り始めているようです。
AMD Radeon RX 7900 XTが日本では15.6万円で販売中。北米や欧州では定価を割る価格に下落
AMDが2022年12月13日に発売したRadeon RX 7900 XTXとRadeon RX 7900 XTについてはパフォーマンス面では前者はNVIDIAのGeForce RTX 4080並、後者はRTX 4070 Ti並か若干超える性能を発揮する一方で、定価自体はNVIDIA製グラフィックスカードより安価に販売がされています。
しかし、Radeon RX 7900 XTXについては高温問題もあるためなのか安価なリファレンスモデルの入手は困難な状況となっていますが、Radeon RX 7900 XTについては入手は比較的容易な上、日本では発売時の価格を割り、北米や欧州では定価を下回る価格での販売が行われ始めているようです。
日本においてはRadeon RX 7900 XTは発売時の最廉価モデルは玄人志向のRadeon RX 7900 XT(リファレンスモデル)で、価格は156,800円で販売が行われていました。
これらのモデルは価格が安いこともあり発売時にすぐに完売となりましたが、TSUKUMOやPCショップArkにて新たに入荷された玄人志向製のRX 7900 XTについては発売当時より1000円ほど安い15.6万円での販売が行われています。
同じような現象は北米や欧州でも見られており、北米においてはXFX Gaming製のRadeon RX 7900 XT(リファレンスモデル)は定価の$899から$10安価な$879での販売がNeweggでは行われているとのことです。
欧州でも同様で、Sapphire製Radeon RX 7900 XT(リファレンスモデル)は本来€999でしたが、€10安い€989での販売がドイツのMindfactoryで行われているようです。
AMDのRadeon RX 7900 XTについては15万円から販売されるNVIDIA GeForce RTX 4070 Tiに対抗するモデルとなります。このRTX 4070 Tiでは1440pでのゲーミング性能はRadeon RX 7900 XTに対して同等レベルの性能となっていますが、4K解像度になると12GB、192-bitバス幅のVRAMが災いして性能面では10%劣る結果になっています。そのため、GeForce RTX 4070 Tiが15万円で手に入らなかったり、今後4Kモニターなどを購入してゲームをプレイする予定がある方はRadeon RX 7900 XTを狙ってみるのも良い選択肢かもしれません。
すぐに買えるかは分かりませんが、新型PS5と言われている『CFI-1200』のエントリーがAmazonで開始されていますので、欲しい方は早めのエントリーする事がオススメです。
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