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物価高により、賃金の目減りが一段と進んでいる。厚生労働省の6日の発表で、2022年11月の1人あたりの実質賃金は前年同月比で3.8%減った。11月としては過去最大の減少幅で、実質賃金の水準も最低に沈んだ。消費者心理を冷やし、個人消費には逆風となる。政府は「物価高を超える賃上げ」を経済界に要請す…