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巨人との日本シリーズ第6戦、六回に巨人の淡口(奥)に3ランを打たれ、マウンドで呆然とする阪急の山口=昭和51年11月1日、後楽園球場7点のリードを守り切れなかった阪急の山口を、当時のマスコミは「不思議な投手」と呼んだ。上田監督は首をひねり、真面目な顔をしてこう言った。 「タカシの中にはな…