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写真技術が日本に伝わってきたのは、江戸時代の嘉永元(1848)年のこととされている。当初は機材や薬品が高価だったため、関心を寄せたのはその多くが大名であった。広島城の姿をとらえた写真が最初に撮影されたのは元治元(1864)年のことであるが、撮影者は前尾張藩主の徳川慶勝だった。