もっと詳しく

<p>東京都中央区の定住人口が過去最多に 70年越しの更新</p><p>東京都中央区の定住人口が過去最多に 70年越しの更新 近年は、再開発で多くの大規模マンションが建設され、住宅供給数が増加した。職住近接の生活環境を求める現役世代らのニーズにマッチし、新型コロナウイルス禍でも流入は続き、妊娠・出産による自然増も続く。</p><p>東京都中央区は5日、住民基本台帳に基づく今年1月1日時点の定住人口が17万4074人となり、昭和22年3月に日本橋区と京橋区が統合されて発足して以来、最多にな…</p><p>東京都中央区は5日、住民基本台帳に基づく今年1月1日時点の定住人口が17万4074人となり、昭和22年3月に日本橋区と京橋区が統合されて発足して以来、最多になったと発表した。27年の同台帳に基づく統計開始以降、これまでの最多は先の大戦後に急速に復興が進んだ28年1月の17万2183人で、70年越しの更新となった。 同区では平成9年4月に7万1806人にまで定住人口が減少。近年は、再開発で多くの大規模マンションが建設され、住宅供給数が増加した。職住近接の生活環境を求める現役世代らのニーズにマッチし、新型コロナウイルス禍でも流入は続き、妊娠・出産による自然増も続く。 さらに令和3年の1年間で外国籍の定住者が1262人増加。同年の増加総数(2655人)の約5割にあたり、記録更新を大きくアシストした。区によると新たな定住者は中国籍が目立ったという。</p>