レッドブル・レーシングは元F1ドライバーのデイビッド・クルサードが、F1マシンでブルガリアを走行する動画を公式YouTubeチャンネルにアップした。
2011年のF1チャンピオンマシン、レッドブルRB7を駆るクルサードがやってきたのは、ブルガリア第2の都市プロヴディフ。この日、彼はこの地で開催されるイベント『レッドブル・ショーラン』に参加することになっている。
会場へ急ぐクルサードの前に、民族衣装を来た女性たちが立ちはだかる。たまらず「道を間違ったんじゃないか?」と無線を飛ばすクルサードだが、これはチームからのサプライズ。彼は世界で5番目に古い街と言われるプロヴディフをF1マシンでドライブする機会に恵まれたようだ。
古代ローマ時代の遺跡が残る美しい街並みを、クルサードはV8エンジンサウンドを轟かせながら走り抜ける。石畳を走破し、スタジアムでは走り高跳びとの共演。やりたい放題の彼は検問も顔パスで突破し、会場へとマシンを走らせる。
ドライブを堪能し、とうとう待ちわびたファンの前に登場したクルサードは「さあ行こうぜ!」という掛け声とともに見事なドーナツターンを披露。F1不毛の地ブルガリアの観客たちを大いに沸かせたあとは、笑顔で女性たちとフォークダンスに興じる姿も見せてくれた。古都とF1マシンのコントラスト、そしてお茶目なクルサードの姿はぜひ動画で楽しんでほしい。
Plovdiv Road Trip | David Coulthard and the RB7 Race Around Bulgaria