信越化学工業の金川千尋(かながわ・ちひろ)会長が1日、肺炎のため死去した。96歳だった。韓国出身。約20年にわたり社長を務め、半導体素材や塩化ビニール樹脂を中心とした国内有数の化学メーカーへ成長させた。