<p>ウクライナ東部でミサイル砲撃死ロシア兵は89人に、兵の携帯電話利用が原因とロシア軍 – BBCニュース</p><p>BBCニュース – ウクライナ東部でミサイル砲撃死ロシア兵は89人に、兵の携帯電話利用が原因とロシア軍</p><p>ロシアが占領するウクライナ東部ドネツク州マキイウカで1日未明に、ロシア軍の兵舎がウクライナにミサイル攻撃された件について、ロシア国防省は3日、複数のロシア兵が携帯電話を使用していたからだとの見方を示した。</p><p>ロシアが占領するウクライナ東部ドネツク州マキイウカで1日未明に、ロシア軍臨時兵舎がウクライナにミサイル攻撃された件について、ロシア国防省は4日朝、複数のロシア兵が携帯電話を使用していたからだとの見方を示した。被害の規模については、少なくとも89人が死亡したと発表。ウクライナが1日に400人死亡と発表したのに対して、ロシアは当初63人死亡としていた。 ロシア国防省によると、1日午前0時1分ごろ、アメリカ製の高機動ロケット砲システム「ハイマース」のロケット砲6発が、動員された徴集兵の臨時兵舎にしていた職業訓練校に撃ち込まれた。2発は迎撃したという。 国防省は、兵士に禁止していたはずの携帯電話の使用がきっかけとなり、敵に位置を特定されたとしている。4日早朝に通信アプリ「テレグラム」で、声明を発表した。声明によると、部隊の副官だったバチュリン中佐も死亡したという。 詳しい被害状況と原因は調査中だが、兵に携帯電話の使用を禁止していたにもかかわらず、ウクライナの武器の射程圏内にある部隊で「大勢が」携帯電話を使ったことが、攻撃に遭った主な理由なのは「すでに明らかだ」と国防省は説明。「これが要因となり、敵は兵員を発見し、ミサイル攻撃のため位置を特定することができた」のだという。 事実関係の調査で有責者が見つかれば処罰するほか、再発防止の手立てを講じると国防省はコメントした。 被害の規模について、双方の主張とも第三者による検証ができない状況となっている。ロシア政府が戦死者が出たことを認めるのはきわめて異例。昨年2月に戦争が始まって以来、個別の攻撃で犠牲になったとロシアが認める兵の人数としては、最も多い。 ウクライナ軍は当初、兵舎攻撃でロシア兵400人が死亡したほか、300人が負傷したと発表。クライナ軍司令部は後に、この攻撃で「敵軍の装備を最大10ユニット」「破壊もしくは損傷」させたと説明。また「占領者の人員喪失について、規模を特定中」だと述べた。 職業訓練校には攻撃当時、徴集兵が大勢いた。</p>