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トルコを代表するノーベル文学賞作家のオルハン・パムクさん(70)が、新刊『ペストの夜』(早川書房、宮下遼訳)を出版した。新型コロナウイルス禍に世界があえぐ中で、人気作家が挑んだのは、人類にかつて壊滅的な被害をもたらしたペストの物語だ。20世紀初めのオスマン帝国時代を舞台に、人間を恐慌…