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毎年のように各地で起きる集中豪雨は日常を一変させる。佐賀県内で多くの犠牲者や行方不明者を出し、戦後最悪の被害をもたらした水害の一つに昭和28(1953)年の「28水」がある。洪水調節のポンプや治水ダムなどはまだ十分になかった時代、県民の約半数に当たる42万人が被災した。