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このSUVは、トヨタのC-HRの派生電動車種か?トヨタは、2026年までに6台の新型電気自動車を発売する計画だ。bZコンパクトSUVコンセプトは、電気自動車のC-HRになる可能性がある。

トヨタは、2050年までにCO2ニュートラルになりたいと考えている。そのためには、今の水素やハイブリッド技術による路線だけでは不十分だ。そのため、日本の最大自動車メーカーは、2026年までに6つの新しいbZモデル(beyond Zeroの略)を発売したいと考えている。そのひとつが、来年登場予定の「bZコンパクトSUVコンセプト」だ。

このスタディモデルは、Cセグメントに位置し、「C-HRプロローグ」とともに、トヨタの「マルチテク」アプローチを説明することを目的としている。これは、CO2排出量を削減し、顧客のニーズに応えると同時に、さまざまなタイプのドライブに焦点を当て、それに応じて製品ポートフォリオを適応させることを意味している。

アンギュラーデザインとミニマルなインテリア

ハイブリッドスタディモデル、「C-HRプロローグ」と同様、このSUVもトヨタのフランスのデザインセンターED2でデザインされたものだ。ビジュアル面では、日本車の系列であることが一目瞭然だ。「プリウス」や「C-HR」スタディモデルと同様に、「bZコンパクトSUV」もC型ヘッドライトを採用した新しい「ハンマーヘッドシャーク」フロントを採用している。

ロングホイールベースとショートオーバーハングがSUVの伸びやかさを演出し、ナローキャビンデザインが空力性能に貢献している。

また、エアロダイナミックデザインは、未来的な外観を特徴としている。そしてショートオーバーハングと19インチホイールが備わっている。キャビンの幅を狭くすることで、コンパクトSUV「bZ」の外観をより機敏にするだけでなく、空力性能の向上も図っているのだ。

センターコンソールはミニマルなデザインで、中央には曲面ディスプレイが配置されている。その下にはスマートフォン用の棚があり、タブレットのようなイメージだ。そして、駆動レベルを選択するためのボタンを中央に配置している。

インテリアにも角張った表情を。ナイスディテール: シートなどの張地には、ベジタブルファブリックやリサイクルファブリックを使用。

車内のパーソナルアシスタントは、車内を移動する音響と視覚の光信号で乗員とつながる。また、シートやダッシュボードに植物由来やリサイクル素材を使用するなど、”beyond zero”をテーマにしたエコロジーも目指している。

2050年までのCO2ニュートラル

欧州では、2026年までに、「bZ」ブランドで6車種の電気自動車を導入する計画で、2050年までのCO2ニュートラルという世界目標に近づくことが期待されている。

Text: Sebastian Friemel
Photo: Toyota