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<p>痛快・爽快・よくできてる!!『Hi-Fi RUSH』気持ちよさ最優先のリズムアクションゲームを猛烈PUSH【プレイレポ】 | Game*Spark – 国内・海外ゲーム情報サイト</p><p>痛快・爽快・よくできてる!!『Hi-Fi RUSH』気持ちよさ最優先のリズムアクションゲームを猛烈PUSH【プレイレポ】</p><p>とにかく遊んでください。超オススメ。リズムだから縛られそうとか心配不要!!アートワークもストーリーもキャラクターも音楽も戦闘も全部ノリノリだ!!最高だぜ!!イエー!!!!</p><p>ステージではあらゆる小物がリズムに合わせて動き、チャイ本人も足でビートを刻み指を鳴らし続け、アクションを重ねるとBGMが少しずつ盛り上がります。敵の攻撃がどのタイミングでやってくるのかも見やすく描写され、効果音とエフェクトで攻撃の成功がひたすらに気持ちイイんです。 勢いばかりの作品と思いきや、ストーリー進行やイベント発生、UIの描画や操作、レベルデザイン、キャラの個性、効果音などが細かく作り込まれ、しかもとにかく軽快なので、ストレスから程遠いと感じるはずです。とても心地よいゲーム体験ができるでしょう。 心地よさは主人公の操作にも及びます。ダッシュを兼ねた回避はほとんどのアクションをキャンセルできます。1拍に対する入力の余地はかなり大きく、音楽ゲームが苦手な人でも安心できます。更に、その入力の余地は「複数の入力を許容する」ので、 コマンド技の発生とダッシュ回避をほんの少しだけズラして同じ拍で入力しちゃう これを応用すればコマンドの終了と開始を1拍につなげ、更に複雑なスタイリッシュさへの挑戦が広がります。コマンド技によってはスキが大きくて反撃されちゃう……なんてことも(回避しちゃえば)ないので、アクションに対するリスクはほとんどありません。つまり「リズムに合わせることを最優先にしていい」のです。 QTEが楽しいなんていつぶりだろう? 本作は、乱暴に言えば「QTE(クイックタイムイベント)で進行するゲーム」と捉えることもできます。残念なことにQTEはゲーム表現として使い所が難しく、評判を落としてしまうことも少なくありません。そのため、最近ではオプション設定の時点でQTEを無効化したり、長押しで済む設定などの回避策を選べる作品も増えています。 本作の場合、シメに差し掛かり「そこを外しちゃ絶対カッコつかないぜ!」という場面で のために、メチャクチャダサいリザルト画面まで用意されていたことには脱帽せざるを得ませんでした。QTEのミスは盛り上がりを止めてしまうという恐ろしさもありますが、パロディと底抜けの明るさで突き進んでいく本作の表現力にかかってしまえば、QTEってアツかったんだなと再認識できることでしょう。 愛すべきヴィランが達成感を与えてくれる アクション要素ばかりに触れてしまいましたが、個性的なキャラクターにも注目です。敵だけでなく、味方のキャラクターもどこか様子がおかしいヤツらが登場します。が、なんだか憎たらしいのに憎みきれないし、ギミック盛り盛りボス戦の最後には「いい戦いだった……!」という爽快感を残してくれます。 本作にはパリィ要素があり、感触としては更に緩めの『SEKIRO』といった面白さがあります。音楽に合わせるからこそ確信を持ってぶつけられるパリィは、ボス戦での花形です。一癖も二癖もあるボスたちとの(言葉とパリィの)掛け合いが達成感につながっているのだと思います。 カウンターパリィは気持ちよさがあってこそヤミツキになるんだ ここまで勢いにまかせて猛プッシュしてきましたが、筆者はそうしてしまうほどに楽しい時間を本作で過ごせました。ただ、この手のジャンルが苦手な人にとっては少し厄介な場面もあるかもしれません。原則的には4つ打ちのビートに合わせれば済みますが、変則的な入力を求められることもありますので、楽器の経験者でなければ初見では苦しい場面もあります。 そんなプレイヤーは、無理せずイージーの難易度でスタートしましょう!!本作には色々なやりこみ要素もありますが、 なのですから。クリアの先に「楽しい時間を過ごした!」という爽快感を味わいたければ、本当にオススメのタイトルです。 『Hi-Fi RUSH』は、PC(Steam / Microsoftストア)、Xbox Series X | Sで2023年1月26日から発売中です。Xbox / PC Game Passの配信にも対応しています。 ※UPDATE(2023/2/2 21:00):</p>