もっと詳しく

「欠乏経済」は日本企業が安い労働力を求めて進出した東南アジアにも波及している。地域屈指の工業国タイでは労働人口の減少をにらみ、製造業が自動化に動き出した。東南アジアから日本への出稼ぎも細る。安価な労働力を前提にした経営はもう限界だ。 タイの建設現場は近隣国出身の労働者が支えてきた…