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AMDでは2023年初旬にもZen4 CPUとRDNA3 GPUを組み合わせたノートPC向けAPU、Ryzen 7040シリーズを投入しますが、このRyzen 7040シリーズに搭載されるグラフィック性能が明らかになりました。

Zen4+RDNA3を搭載するRyzen 7040 APUのグラフィック性能が明らかに。性能はノートPC向けGeForce RTX 2050に迫る性能に

AMDでは2023年初旬にもZen4 CPUとRDNA3 GPUを組み合わせたAPU、Ryzen 7040シリーズを発売予定で、発売されれば間違いなく世界最速のCPU内蔵GPUになります。

このRyzen 7040シリーズでは最大8コアのZen4 CPUを搭載し、GPU側にはRDNA3アーキテクチャーを採用するRadeon 780MとRadeon 760Mの2仕様が用意される予定です。

Radeon 780Mでは12基のCompute Unitを搭載し、768基のStreaming Processors、そして最大3 GHzの動作クロックとなります。下位のRadeon 760Mでは8基のCompute Unitに512基のStreaming Processorsで動作クロックは最大2.8 GHzに設定されますが、今回上位モデルのRadeon 780Mの3DMark TimeSpyベンチマークの結果が出現しました。

3DMark TimeSpyのベンチマークはBilibili上で活動するGolden Pig Upgrade氏によって明らかにされています。

Golden Pig Upgrade氏によると、Radeon 780Mでは3DMark TimeSpyにて2750~3000pt程度のパフォーマンスを記録するとのことです。

グラフィックススコアはメモリーの速度によって性能に大きな影響を与えるようで、DDR5-5600では2750pt、LPDDR5x-7500では3000ptとパフォーマンスに10%の差が出るようです。

Chart by Visualizer

LPDDR5x-7500環境でのRadeon 780MのパフォーマンスはNVIDIAのノートPC向けディスクリートGPUのGeForce GTX 1050 Tiなど比較的人気のノートPC向けGPUを28%上回る性能を記録しています。

GeForce RTX 2050に対しては性能は7%劣るものの、RTX 2050ではTDPが30~45Wレベルである一方でRadeon 780MはAPU全体で35W~45Wであることを考えると驚異的な性能と言えます。

なお、RTX 2050のゲーミング性能としてはCyberpunk 2077が1080p 標準画質であれば40fps、Far Cry 6標準画質で50fpsなど性能面では非常に高く、Apex Legendsにおいては最高画質でも60fps程度での動作が可能となっています。そのため、Radeon 780Mを搭載するノートPCでは薄型軽量の筐体を維持しながら、エントリーレベルのゲーミングノートPC並みの性能が期待できると見られています。

 

Ryzen 7040シリーズに搭載されるRadeon 780MではRDNA3を搭載することで画質を上げた状態でも快適にゲームを楽しめるなどエントリーレベルのゲーミングノートPCを置き換えるだけの性能が期待できます。ただし、Ryzen 7040シリーズについては比較的ハイエンドなCPU(APU)という扱いで売られる見込みであるため、ゲーミングノートPC並みの性能を安くで手に入れられると思うとガッカリする事になりますので注意してください。


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新型PS5と言われている『CFI-1200』のエントリーがAmazonで開始されています。招待制ですが、出荷量増に伴い入手性は改善しています。

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