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太平洋戦争のさなか、日本の中国学の創始者の一人・鈴木虎雄は、江戸時代に生まれた伝説の学問所・懐徳堂で連続講義をした。 その講義は、厭戦・反戦の傾向のある漢詩を扱いつつも、検閲を通り抜け、書籍として刊行された。それはどのような本か。 このたび学術文庫に収録された『中国戦乱詩』から、川…