第62回日書学展(3日まで、東京・上野の東京都美術館)は、「伝統を重んじ、前衛に走らず、奇を追わず、専ら正統なる書の美を追求する」という日本書学院のテーゼに向かっての、懸命な模索が続いている。 「伝統」という言葉は、書を話題にする時に本当によく登場する言葉だ。が、「正統なる書の美」は…
第62回日書学展(3日まで、東京・上野の東京都美術館)は、「伝統を重んじ、前衛に走らず、奇を追わず、専ら正統なる書の美を追求する」という日本書学院のテーゼに向かっての、懸命な模索が続いている。 「伝統」という言葉は、書を話題にする時に本当によく登場する言葉だ。が、「正統なる書の美」は…