Lumedia 顧問の勝俣範之先生 (日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授) が執筆した「がんは生活習慣病?」という記事が、毎日新聞の『医療プレミア』に第2弾として掲載されました!
医療プレミアは、「長く健やかに暮らす」ことをめざして、健康の役立つトピックを分かりやすく伝えるメディアです。
Lumedia 顧問を務める勝俣教授が「がんによくある誤解と迷信」というコラムを、Lumedia 出張版として同サイト内で執筆しております。
「国民の2人に1人が罹患する」とされるがんの予防や治療に関して、適切な科学的根拠に基づいた正確な知識をお届けしていきますね。
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※第1弾の「食事を変えればがんは治せる?」をまだお読みでない方は、こちらをご覧ください。
がんは生活習慣病?
「がんは生活習慣病」という言葉を聞いたことはありませんか?
生活習慣を正すことで本当にがんを予防することができるのでしょうか。
ネットでがんの原因を調べてみると食生活、運動不足、ストレス、免疫力低下などが出てきます。
しかし、国立がん研究センターによる調査によると、本当はがんの大きな環境要因としては感染(肝炎ウイルス、ヒトパピローマウイルスなど)が最も多く、その次に喫煙がきます。
飲酒や塩分摂取、運動不足や過体重など、その他の生活習慣は原因のわずか 10% にすぎませんでした。
がんになる原因は偶発的要因(環境要因とは無関係に、正常な細胞が分裂するときにDNAが複製エラーを起こしてしまうこと)が最も多く、決して自己管理ができなかったことが大きな原因ではありません。
今回の記事では、がんの原因であると思われがちな生活習慣やストレスが、実際にがんと関係があるのかをエビデンスに基づいて解説しています。
がんは日本人の2人に1人が経験する、誰もがなりうる病気です。
がんは決して「だらしのない生活を送っている人がなる病気」ではありません。
このような誤解に苦しめられることなく、安心してがん患者さんが暮らせる社会を目指し、これからもただしい情報を広めてまいります。
それでは、是非こちら↓から医療プレミアへの Lumedia 出張記事を御覧ください。
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これからもがんに関するただしい情報をわかりやすくお届けいたしますので、ご期待ください。
※出張版の本記事も、普段の記事と同様に Lumedia 編集部でのチェックを経て正確性を担保しておりますのでご安心ください。査読作業は北里大学医学部附属新世紀医療開発センター臨床腫瘍学教授の佐々木治一郎先生にお願いいたしました。今後 Lumedia 本体でも、佐々木先生らにご助力いただいてがんや医療情報などに関する記事を更新していくつもりです。
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